レスパイト入院

レスパイトとは「一時中断」「小休止」「一時預かり」といった意味を持つ言葉です。
一時的に一定の期間、病気をもつ患者さんの介護やケアにあたる介護者の方を日ごろの精神的・身体的な負担を回復させることを目的とした援助のことをいいます。

休養をはさむことで今後も継続的に介護を続けていく活力を維持することにもつながっていきます。患者さんにとっても、介護者の方にとっても、よりよい最期までの治療が続けられることがとても大切だと考えています。

レスパイト入院とは?

レスパイト入院はこうしたレスパイトケアの一環として、一部の医療機関で行われている入院のことです。介護者の方の休息以外にも、家族の入院、出産など介護が続けられない状況になった際にも活用していくことができます。

入院期間は?

  • だいたい1~2週間ほどで病気の検査を兼ねている場合があります。
  • 期間を決め、介護者の方に休息をとっていただく仕組みになっています
  • 医療保険が適用されます。
  • 費用は、入院中の患者さんへの診療と、入院期間で決定されます。たとえ大きな医療費がかからなくとも、部屋、食事、看護などに対する費用が生じてきます。費用面も考えつつ、レスパイト入院の期間や利用頻度を検討していきましょう。
  • 在宅医療を受けている方(在宅酸素・創処置・胃ろう・点滴など)また、ショートステイの利用ができない・・   詳しくは当院までご相談下さい                          
介護家族支援短期入院(レスパイト入院)のパンフレット