大谷 晴久 院長の紹介

プロフィール

昭和57年 和歌山県立医科大学卒業

和歌山県立医科大学にて研修後、済生会和歌山病院勤務などを経て、和歌山県立医科大学第三内科助手として勤務。米国タフツ大学・米国農務省ヒト加齢栄養学研究センターへの2年間の留学から帰国後、和歌山県立医科大学第三内科講師に就任。平成16年に腎臓病治療の専門施設「和歌山KDクリニック」を立ち上げ、「食事療法」を中心とした腎臓病診療を開始した。平成21年からは紀泉KDクリニックにて、同療法を継続している。和歌山県の腎臓病診療発展のため各市町村医師会での講演会などの啓蒙活動にも力を入れている。

【診察科目】 内科、腎臓内科
【担当施設】 紀泉KDクリニック
【略歴】

昭和57年 和歌山県立医科大学第3内科入局
平成6年 米国タフツ大学・米国農務省ヒト加齢栄養学研究センター(客員研究員)
平成8年 和歌山県立医科大学第3内科助手
平成11年 和歌山県立医科大学第3内科講師
平成16年 医療法人良秀会 和歌山KDクリニック院長
平成21年 医療法人博文会 紀泉KDクリニック院長代理就任
平成22年 医療法人博文会 紀泉KDクリニック院長就任

[学位] 医学博士
【主な認定資格・
所属学会】

日本内科学会 認定内科医・評議員
日本腎臓学会 腎臓専門医・指導医・学術評議員

日本透析医学会 専門医・指導医

Best Doctors®in Japan 2020-2021

ベストドクターズ( Best Doctors ®)とは

「ベストドクターズ、(Best Doctors® )」は、米国ベストドクターズ社: (Boston)が名医として認定した称号です。
米国ベストドクターズ社の名医選出方法は、膨大な数の医師に対して、「もし、あなたやあなたのご家族が、あなたの専門分野の病気にかかった場合、どの医師に治療をお願いしますか?」とアンケートし、その中で治療能力、研究成果、最新医療情報への精通度などを考慮した上で、ある一定以上の評価を得た医師(それぞれの国での医師全体の上位1~5%程度)を名医(Best Doctors)と認定します。
日本では約7,000名の医師がBest Doctors in Japan ®2020-2021として選出されています。

ベストドクターズ社公式サイト:https://bestdoctors.com/japan/
米国ベストドクターズ社公式サイト:https://bestdoctors.com/

最近の主な著書、新聞取材、論文、等(2010-2020)

 著書 ・ 分担執筆 

1. 内科処方実践マニュアル 使い分けとさじ加減(改訂第2版)

日本臨床内科医会(編集)、日本医学出版社、2013
※大谷晴久:「処方編」F. 腎疾患 1. 慢性腎臓病(CKD)

 

2. 内科診療実践マニュアル(改訂第2版)

日本臨床内科医会(編集)、日本医学出版社、2016
※大谷晴久:第1章「症候編」30. 血尿・蛋白尿
※大谷晴久:第2章「疾患編」F. 腎疾患 1. 慢性腎臓病(CKD)

 

新聞取材

ニュース和歌山 2011.11.26号に、紀泉KDクリニックが開発に協力した下津フードサービス・ピノキオの「低タンパク質パン」が紹介されました。

ニュース記事

<論文>

◇ 総説

  1. 大谷晴久:腎不全時に注意すべき頻用薬剤.日本臨床内科医会雑誌24: 556. 2010
  2. 内藤毅郎,和田隆志,猿田享男,大谷晴久,宮崎正信:座談会「腎疾患における病診連携 -地域の現状と今後の課題- 」.日本臨床内科医会雑誌26: 568−581. 2012
  3. 大谷晴久:CKD診療ガイド2012.日本臨床内科医会雑誌27: 152. 2012
  4. 内藤毅郎,西 慎一,小林一雄,山田宏治,大谷晴久,宮崎正信:座談会「腎機能が低下した患者に対する処方の注意点」. 日本臨床内科医会雑誌29: 21−34.2014
  5. 大谷晴久:腎硬化症の診断と治療. 日本臨床内科医会雑誌29: 7. 2014
  6. 大谷晴久:腎臓リハビリテーション-運動制限から運動療法の時代へ-. 日本臨床内科医会雑誌31: 473. 2016
  7. 大谷晴久:脂質異常症とCKD. Q & A, CKDジャーナル4号. 2018
  8. 大谷晴久:RAS阻害薬はCKDの万能薬ではない.日本臨床内科医会雑誌33: 159.2018
  9. 大谷晴久:慢性腎臓病(CKD)患者への食事指導. CKDジャーナル9号. 2019
  10. 大谷晴久:CKDに伴うサルコペニアとその予防(腎臓リハビリテーション). キッセイ夢通信No.49, 2019冬
  11. 前島悦子,大谷晴久,前田めぐみ,友金明香,池島明子:透析患者の体力向上運動プログラム.腎と透析88:505-510. 2020

◇ 原著

  1.  Ohya M, Otani H, Kimura K, Saika Y, Fujii R, Yukawa S, Shigematsu T: Improved assessment of aortic calcification in Japanese patients undergoing maintenance hemodialysis. Intern Med 49: 2071-2075, 2010
  2. Ohya M, Otani H, Kimura K, Saika Y, Fujii R, Yukawa S, Shigematsu T: Vascular calcification estimated by aortic calcification area index is a significant predictive parameter of cardiovascular mortality in hemodialysis patients. Clin Exp Nephrol 15: 877-883. 2011
  3. Ohya M, Otani H, Minami Y, Yamanaka S, Mima T, Negi S, Yukawa S ,  Shigematsu T: Tonsillectomy with steroid pulse therapy has more effect on the relapse rate than steroid pulse monotherapy in IgA nephropathy patients. Clin Nephrol 80:47-52.2013
  4. 内藤毅郎, 大谷晴久,小林一雄,宮崎正信,山田宏治,菅原正弘,中 佳一,猿田享男: わが国における慢性腎臓病診療と地域連携の現状と地域差 -かかりつけ内科医を対象とした全国アンケート調査結果(第1報)- . 日腎会誌55: 1391-1400, 2013
  5. 内藤毅郎,大谷晴久,小林一雄,宮崎正信,山田宏治,菅原正弘,中 佳一,猿田享男: 内科医の専門性と研修歴が慢性腎臓病診療と地域連携に与える影響

    -かかりつけ内科医を対象とした全国アンケート調査結果(第2報)-. 日腎会誌55: 1401-1411, 2013